営業スキルアップ研修の意外な効用

営業スキルアップ研修を全社で参加

ある会社の営業スキルアップ研修の打ち合わせに、本社に伺いました。その会社には、1年に1回程度、営業マンの全社員を含め、できる限り経営幹部や事務スタッフまで参加されます。

ネームバリューの小さな中小企業にとって、営業マンの育成はとても大切です。そして、企業は、社内で一体感を持って、営業マンをバックアップする体制を整えたいところです。

営業スキルアップ研修の開催をご案内するときは、全社で参加されることをお勧めしているのですが、この会社の社長はご理解いただき、全社で営業スキルアップ研修を行うようになりました。

社員の隠れた才能を発見

そのときの打ち合わせの中で、「営業スキルアップ研修に経営幹部や社長が参加すると、普段会社では見せない社員の姿、積極性や考えていることなど、社員の隠れた才能が発見できる」と聞きました。

私自身も講師をしていたときに、同じように実感しています。

営業スキルアップ研修に幹部や社長が参加した企業は、研修の後でのアンケートや研修担当者との話で、「彼にそのような才能があったなんて知らなかった」という具合に、社員の隠れた才能や考えていることが理解できるいい場所になっているようです。

営業スキルアップ研修では、営業のやり方を覚えることができるだけでなく、社長や経営幹部にとっても社員の能力が判ります。また、小さな会社の場合は、経営者と従業員、内勤と営業マンが一体化するという効果があります。

会社に一体感が出てきて業績が上がるばかりか、社長が社員の能力を見抜き、その社員を出世させたこともありました。

営業スキルアップ研修には、ぜひ社長をはじめ、経営者にもご参加いただきたいと思います。


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